覚えておいて!子宮内避妊具は妊娠の可能性減ったけど感染リスクはあることを

Picture of exhausted young woman suffering from insomnia

妊娠の心配をせずに、お互い気持ちいいセックスを楽しみたい!
そんななかで人気が出てきたのが、子宮内避妊具です。子宮内避妊具は進化して、避妊に失敗する可能性がグンと減りましたが、人工物を子宮に入れるので感染症リスクとなることも。
今回は、子宮内避妊具と子宮内感染についてお話します。

子宮内避妊具って?

子宮内避妊具とは、「リング」と呼ばれることもあり、子宮の中に小さなリングを入れて妊娠を防ぐ方法で、主に経産婦さんに適応されます。昔は金属のリングでしたが、避妊失敗率は約8%とやや高いものでした。現在は進化して、プラスチック製で黄体ホルモンがついた避妊具を用いています。

黄体ホルモンは子宮の内膜が厚くなるのを防ぐため、卵子が子宮の内膜にくっつきにくくなります。さらに、子宮入り口の粘液のねばりけ強くなるので、精子が子宮のなかに入りにくくなります。

このホルモンのおかげで、避妊率はぐっと上がり、100人に0.14人しか妊娠しないと言われています。

感染に注意が必要

毎日内服しなければならず、副作用もあるというピルのわずらわしさは、子宮内避妊具では全くありません。またリングを取り外すことでまた妊娠が可能となります。しかし、異物を体内に入れるので、感染を起こす可能性があります。人工物に付着した菌は抗菌薬が無効で、感染を繰り返す原因となるので、一旦感染を起こすと取り除かなければなりません。

性病のリスクが高い人はNG

逆に子宮内避妊具の使用が向かない人はどのような人でしょうか?

まず、不特定多数の人と性交渉する人は性感染症のリスクが高いため向いていません。この処置後、妊娠をしないからといってコンドームをつけずにセックスする人が多いため、性感染症にかかるリスクが高くなるからです。

その他にも、子宮に奇形がある人や未出産の人はスペースが狭いために器具を挿入できないことがあります。

日本では、「避妊」の決定を男性側に任せてしまっている女性が非常に多いのですが、本当に妊娠したいと思うまでは確実な避妊ができるように、女性側も自分でできる避妊法について考えてみてはいかがでしょうか?

 

「この記事について」
特定の治療方法や医学的な考え方・評価をすすめるものではありません。
あくまでも病気に関する理解や知識を深めるための参考材料としてご利用ください。