知らない間にジワジワ広がる「淋病」

寝ている女性

症状は出ないけど…不妊や赤ちゃんに影響が出たり、怖い病気が「淋病」です

女性に感染すると、数週間から数カ月も症状が出にくい淋病。淋菌という細菌が原因で、セックスだけでなくオーラルセックスでも感染する病気です。

男性は尿道炎、女性は子宮頸管炎が起きるほか、オーラルセックスが一般的になっていることから口やノドに菌を持っている人が増加中。
この淋菌、粘膜にいる時には悪さをするのですが、ひとたび粘膜から離れてしまうと死滅しやすい弱い菌。症状が出にくいどころか、患部を調べても見つけにくい菌なのです。

感染に気付かず放っておくと、だんだん菌が陰部から子宮を伝って、お腹の中に広がってきてしまいます!熱が出たり、お腹や陰部が痛くなったり。菌がお腹の中にまで広がってしまうと、不妊の原因にも。

また妊娠できても、赤ちゃんの目に淋菌が感染し、失明の原因になる可能性もあります。

淋病は注射で治せば簡単!服薬の場合は飲み忘れに気を付けて

病院で淋病と診断されたら、薬で治せます。

淋病はクラミジアと同時に感染していることも多いので、クラミジアに感染しているかどうかによって薬の選択や治療期間も変わってきます。
淋病の場合、抗生物質は服用するほか、点滴することも可能です。

ペニシリン系の抗生物質の場合は1週間程度くらいは薬の服用が必要なので、お医者さんに指示された通りきちんと飲み切りましょう。

症状は3日から数週間で良くなってきますが、飲み忘れたり、自己判断でやめてしまったりすると菌が再び増えてきてしまいます。他の薬の場合は1度だけの服用や点滴で大丈夫です。

薬を飲んだだけで安心しないで!

治療中はもちろん、治療を終えて症状が無くなっても油断は禁物。

菌だけ生きている場合があります。この状態でセックスしてしまったら菌をばらまいちゃう!薬を飲んで一ヶ月くらい経ったら、尿検査をしてきちんと菌が死んでいるかどうか確認をしましょう。
また、淋病は免疫がつかないので、何度でも感染してしまう病気です。

コンドームである程度は予防できますが、オーラルやアナルからの感染は防げないので注意が必要。自分が感染していることが分かったら、パートナーにも検査・治療をしてもらうことを忘れずに。

【参照サイト】
山の手クリニック(淋病)

「この記事について」
特定の治療方法や医学的な考え方・評価をすすめるものではありません。
あくまでも病気に関する理解や知識を深めるための参考材料としてご利用ください。