なかなか取れない毛じらみの他人に言えない治療法

「毛じらみ」という病気をご存知でしょうか。名前のようにダニなどの仲間の「しらみ」が繁殖してしまうもので、非常にかゆくて厄介です。「毛じらみ」は特に陰毛に繁殖するものを指します。

毛じらみの伝染

毛じらみは虫が原因ですので、その他の性感染症と異なり、ウィルスや細菌など目に見えないものではありません。物理的にどうにかすることができるものです。

感染方法は簡単で、セックスの際に性器が結合するため、陰毛も重なり合います。そこから、しらみが相手の陰毛に移ってしまうのです。陰毛を寝床にしてしらみはどんどん繁殖していきます。そのせいでひどいかゆみや腫れができてしまいます。

なお、しらみ自体は陰毛からではなくても移る可能性があります。例えば陰部を拭いたタオルを別の人が使って陰部を拭く、などすれば間接的にしらみが感染してしまいます(確率的にはセックス経験がない人でも陰毛が生えていれば感染します)。

毛じらみの予防方法と治療法

コンドームをしても亀頭と膣の接触は防ぐことができますが、陰毛の接触は不可避です。根本的には陰毛からしらみを完全に退治するしかありません。

ではその退治の方法ですが、普通に石鹸で洗ってもしらみは消えません。卵が毛に張り付いているのでなかなか全部落ちないのです。少しでも残っていれば、孵化したしらみがすぐに爆発的に繁殖してしまい元に戻ってしまいます。

そこで登場するのが「スミスリン」という対しらみ専用のシャンプーです。これをお風呂に入ったときに使用して陰部を洗います。一定期間これを繰り返すことで、しらみは完全に駆除されます。

とはいうものの非常に面倒なことには変わりありません。スミスリンは薬局等で購入できるのですが「あ、この人毛じらみだ!」と思われるのがいやという人もいるでしょう。

そこで最終的な治療法として挙げられるのは、しらみの繁殖場所である陰毛を全部剃ってしまうことです。これによってしらみを完全に排除することが可能です。性器周辺だけでなくお尻なども全部剃ります。

こっちのほうが恥ずかしいという人もいるかもしれませんね。ただ、これが一番確実な方法になります。1人でやるのが怖いという人は、エステなどにある「VIO脱毛」を受けるとつるつるになります。

陰毛がない状態だと、例え毛じらみがある彼氏とセックスしても毛が繁殖するものがないので感染のリスクは低いものになります。ただし、しらみは陰毛だけでなく髪の毛に繁殖する危険性もあります。ペニスを髪の毛を絡めるプレイなどはないと思いますが、可能性としてありうることを意識しておいてください。髪を剃るなんて事態は避けたいですからね。

「この記事について」
特定の治療方法や医学的な考え方・評価をすすめるものではありません。
あくまでも病気に関する理解や知識を深めるための参考材料としてご利用ください。