肝炎について知っておこう~セックスで感染するものとしないもの

Two pairs of feet under the covers at home in bedroom

「○型肝炎」という病気を聞いたことがある人も多いと思います。国を相手に裁判が起き、「薬害」として苦しむ人も多く社会問題になっています。しかし、その中でも性感染症としてセックスで移るものがあります。ここでは「肝炎」と性感染症との関係について考えてみましょう。

肝炎の種類と症状、感染源

肝炎と言葉はよく聞くと思いますが「A型」~「G型」など数多くの種類があります。普通思いつくのがお酒の飲み過ぎで肝臓を酷使した結果病んでしまうものですが、これは「アルコール性肝炎」と呼ばれ区別されます。

そう、この「A型」「B型」「C型」などの肝炎はアルコールの接種とは関係がない「ウィルスによって引き起こされる病気」と考えてください。特に患者数が多いのが「B型肝炎」と「C型肝炎」になります。

1)B型肝炎

B型肝炎ウィルスによって感染します。保菌者は日本で150万人、そのうち症状が出ているのが10%ほど。残りは自然治癒しますが、治癒しない場合は肝硬変や肝臓がんなど肝機能不全の病気へと移行していきます。

この病気のウィルスは「血液感染」で伝染します。つまり、お母さんがB型肝炎だと母子感染する可能性がありますし(へその緒から血が行きわたりますよね)、輸血、注射の回し打ち(同じ針を使う)などでも可能性があります。そして性感染もします。

輸血等は薬害問題が出てから管理体制は万全ですが、出血した性器を舐めたりセックスしたりすることでの性感染は、意識しないとなかなか防ぐことができません。厄介なのは「肝硬変」の状態を経ずにいきなり肝臓がんになってしまう可能性があることです。

2)C型肝炎

C型肝炎ウィルスによって感染します。B型肝炎と似たような症状があり、最終的には肝硬変→肝臓がんに至る危険性があります。やはり血液感染で広がりますが、母子感染や性感染をすることはほとんどありません。

性感染症としてのC型肝炎は意識しなくても良いと思われます。ただし、B型かC型か分からないと(B型だった場合)性感染のリスクがありますし、本来の肝炎の症状や肝臓がんのリスクが消えるわけでもありません。今の日本では注射の回し打ちなどは病院ではありえないので、そこまで感染にナーバスにならなくてもいいと思われます。

やはりコンドームを使用するのが望ましい

B型肝炎だと分かればその治療を優先させることになりますが、コンドームをつけて何らかの際に血液が触れることを防ぐことができればセックスも可能です。

可能性としては高くありませんが性器の粘膜に血液が触れなくても、例えば口の中が出血している状態でディープキスを行うと、伝染する可能性は0ではないかもしれません。

とにかく血液が触れないように極力コンドームをつけるようにしてください。

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【参照サイト】
厚生労働省(肝炎とは)

「この記事について」
特定の治療方法や医学的な考え方・評価をすすめるものではありません。
あくまでも病気に関する理解や知識を深めるための参考材料としてご利用ください。