感染力が強いB型肝炎ウイルスに要注意

B型肝炎はディープキスでも感染

B型肝炎は主に血液を介して感染するウイルス性肝炎の一種です。原因であるB型肝炎ウイルスは、ほとんどが妊娠や出産時に母から子へ感染すると言われていましたが、近年は若い世代の性行為での感染が広がっています。

またB型肝炎ウイルスは感染力が強くディープキスなどで唾液からの感染の可能性もあります。しかし感染しても症状が現れないまま治ってしまうことが多く感染に気付かずに過ごす人も少なくありません。

肝臓は食べた糖やたんぱく質、脂肪を体内で使える形に変えて貯蔵し必要な時に排出する「代謝」と、アルコールや薬などを分解し無毒化する「解毒」、老廃物を流し脂肪の消化吸収を助ける「胆汁」を作るという生命維持のために重要な働きをしています。

B型肝炎は感染したらどうなるの?

B型肝炎ウイルスに感染しても、そのほとんどは症状が現れないまま自然治癒します。しかし症状が現れないまま感染が続き慢性肝炎を発症する事があり、肝硬変や肝臓ガンへと進行してしまう場合もあります。

また感染者の1/3ほどの人に体のだるさや食欲低下、発熱、吐き気、赤みを帯びた茶色の尿、皮膚や白目が黄色くなる黄疸などの症状が現れる急性肝炎となる事があります。

その中の約1から2%は急性肝炎が悪化し高熱や強い吐き気、全身のだるさ、意識障害などが現れ劇症肝炎化する事があります。劇症肝炎は死亡率が60から70%もあり危険な病気の一つです。B型肝炎ウイルスは自然治癒する事が多いですが、他のウイルス性肝炎に比べ激症肝炎化する事が多いため注意が必要です。

10年前の元カレがB型肝炎の原因?

肝臓は正常な細胞が1/7だけでも今まで通りの働きをする事ができ、また再生能力がとても高いため「沈黙の臓器」と呼ばれるほど症状が現れにくい臓器です。慢性肝炎となり10年、20年後に症状が現れた時には肝硬変や肝臓ガンになっているという事も少なくありません。

肝硬変が悪化すると肝臓は硬く小さくなり、正常な働きが出来なくなっていきます。

お腹に水が溜まる腹水、皮膚や白目が黄色がかる黄疸、手のひらが赤くなる手掌紅斑、脳の働きを低下させる肝性脳症などの様々な症状が現れるようになり、肝臓ガンや肝不全、静脈瘤破裂による消化管出血を合わせて発症し、命を落としてしまう危険性もあるのです。

10年、20年前の事を覚えている自信はありますか?感染源は分からなくてもその責任は自分で取らなければなりません。

B型肝炎の予防と症状の進行を防ぐ事が大切

肝炎ウイルスの感染は血液検査で調べる事ができます。これまで1度もB型肝炎ウイルスに感染したことがない場合はワクチンの予防接種も可能です。

一般的な健康診断ではB型肝炎ウイルスの検査が含まれていない事も多いので、これまでに検査を受けた事がない人は自治体など無料で行なわれている肝炎ウイルス検査を受けてみてはいかがでしょうか。

性行為での感染はコンドームで予防する事が出来ます。また血液により感染するため、血液が付着する可能性がある月経中のセックスや傷がつくような行為、アナルセックスなどや歯ブラシやカミソリの共用は避けましょう。

B型肝炎は早い段階で適切に治療する事で完治や重症化せずにコントロールする事が可能な病気なため、症状の有無に関わらず一度は肝炎ウイルスの検査を受ける事が大切です。

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【参照サイト】
船橋中央クリニック(B型肝炎)

「この記事について」
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