妊娠中にクラミジア治療はどうするの?

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妊娠したかもと思って産婦人科にかかると、エコー検査を含めたさまざまな検査が行われます。性感染症の検査もその一つ。その中でも、日本で感染者が一番多いクラミジアは、妊娠健診で初めて感染が発覚することも。では、妊娠しているとき、クラミジアの治療はいったいどうするのでしょうか?

いつまでに治療を開始すれば?

クラミジアは約6割の女性が感染に気がつかないと言われています。男性では、自然に治癒する場合もあるほどです。そのため、妊婦健診で初めてクラミジアを指摘されるケースが少なくないのです。

妊婦さんのクラミジア感染は、見つかった段階でなるべく早期に治療する必要があります。ほっておくと、早産のリスクが高くなるほか、胎児が産道でクラミジアに感染して、結膜炎や肺炎といった合併症を起こす危険があるからです。

通常、妊娠30週目(妊娠8ヶ月)までに、薬物治療を行うことが勧められています。

妊娠中の薬物治療は大丈夫?

通常、妊婦さんが扁桃炎などの細菌感染症にかかってしまった場合は、妊婦さんでも内服できるペニシリン系の薬が用いられます。しかし、クラミジアは細菌に分類されるものの、通常の感染症で用いられる薬では効果がありません。

妊娠をしていない場合は、ジスロマックというお薬が、内服回数も少なく効果が高いことから第一選択薬として推奨されていますが、残念ながらこのお薬は妊婦さんには禁忌となっています。

妊娠中も内服できるエリスロマイシン系の抗生剤とは?

妊娠中は、一般的にエリスロマイシン系のクラリスロマイシンという薬が使用されます。ジスロマックが出る以前は、クラミジア治療薬として広く用いられていたお薬です。

現在も、副鼻腔炎治療などで使用されており、容量用法をきちんと守れば安全性の高い薬の一つです。

通常は、妊娠16週以降に使用されますが、場合によって16週以前に開始される場合があります。治療が1週間から2週間と長くかかることもありますが、途中で勝手に内服をやめると、抗生剤が効きにくくなる耐性菌を作ってしまう危険性が高くなるので、症状の有無にかかわらず処方された薬をしっかり内服して、赤ちゃんを早産・流産・感染といったリスクから守ってあげましょう。

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【参照サイト】いくたウィメンズクリニック(不妊治療QA)

「この記事について」
特定の治療方法や医学的な考え方・評価をすすめるものではありません。
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