頻尿?病気?彼氏が最近トイレが近くて心配になってきた

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クラミジア、淋菌、マイコプラズマ。これらの病原体に男性が感染すると、尿道炎、前立腺炎など起こすことがあります。症状の強さは人それぞれなので、頻尿だけでは性病に気がつかない人も。彼氏が最近トイレが近くなったという人は、性病を疑ってみてもよいかもしれません。
そこで、今回は前立腺の病気に関して少し詳しくお伝えします。

前立腺炎と前立腺肥大の違いは?

性病による前立腺炎は、20歳から30歳代に多く、前立腺肥大は50歳代から多くなる病気です。しかし、最近では高齢者の性感染症も増加しており、「うちの旦那はもう歳だから大丈夫!」と安心はできません。まず、前立腺に障害があると以下のような症状がおこります。

<症状>

・尿をした後もまだ尿が残っている感じがある(残尿感)

・トイレが近い(頻尿)

・尿が途中で途切れる(尿線途絶)

・急に尿をしたくなる(尿意切迫感)

・尿の勢いが弱い(尿勢低下)

・お腹にちからを入れないと尿がでない(腹圧排尿)

・夜間になんどもトイレに起きる(夜間頻尿)

・尿をするときに痛い(排尿時痛)

・会陰部から睾丸にかけての違和感・鈍痛

性病による前立腺炎では、頻尿、残尿感、排尿時痛、会陰部から睾丸にかけての違和感・鈍痛を生じることが多いという特徴があります。

一方、加齢による前立腺肥大症は、尿線途絶、尿勢低下、腹圧排尿といった症状などが加わります。前立腺肥大チェックシートがインターネットから無料で手に入れられるので、パートナーの症状が気になる方は調べてみてはいかがでしょうか。

前立腺炎の治療はたいへん

前立腺は薬が届きにくいという特徴があり、一旦前立腺炎を起こすと治療が長期にわたることがしばしばです。細菌が前立腺に居着いて慢性化すると完治が難しいため、慢性化防止として、抗菌薬治療を1ヶ月ほど続ける場合があります。また、前立腺炎で性病が疑われても、検査では菌が検出されないことも少なくありません。

【参照サイト】メルクマニュアル(前立腺炎 (前立腺痛))神楽岡泌尿器科(残尿感がある時の原因と解消方法 ベスト5)

「この記事について」
特定の治療方法や医学的な考え方・評価をすすめるものではありません。
あくまでも病気に関する理解や知識を深めるための参考材料としてご利用ください。