アソコが臭い!洗ってセックスでは不安…

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風俗店では、性感染症を防ぐために、必ずセックスする前にシャワーを浴びてもらうところがほとんどです。また、性器が臭い、不潔な人だけ念入りに洗浄するというケースも。でも、果たしてシャワー洗浄だけで大丈夫なのでしょうか?

洗浄は逆効果のこともある!?

セックスワーカーの方は、衛生管理を徹底するあまり、シャワーを浴びすぎて肌に潤いがなくなったり、性器を洗いすぎて肌荒れすることがあります。また、洗いすぎによって、膣内や膣周囲の善玉菌まで洗い流されてしまい、細菌感染にかかりやすくなったり、カビが繁殖してしまいカンジダ膣炎になることがあります。

さらに、洗いすぎや肌荒れで、小さな傷ができて、そこから感染することもあります。特に、HIVやB型・C型肝炎ウイルスは血液を介した感染症であり、傷口があると感染しやすくなります。

うがいのしすぎも逆効果!?

今でも風邪で診療所を受診すると、イソジンを処方する先生がいるかもしれません。また、高齢者では、イソジンうがいをしないとすっきりしないので処方を希望される方もいます。風俗店でも、うがい洗浄を徹底しているところがありますが、実は、うがいによって逆に咽頭の粘膜を傷つけてしまう場合があります。

イソジンは手術の洗浄でも使用されるほど殺菌効果がつよいのですが、組織障害性といって皮膚や粘膜へのダメージも非常に強いという特徴があります。そのため、最近は一般的な殺菌目的ではイソジンは使用されず、風邪でイソジンうがい液を処方されることも少なくなりました。

このように、うがい液でのうがいのしすぎは、咽頭粘膜へのダメージも強いことから、うがい液をどうしても頻繁に使用しなければならない場合は、水でのすすぎをしっかりおこないましょう。

石けんは除菌効果のみ!

石けんでゴシゴシあらっても、菌を取り除くのみで菌を殺す殺菌効果はありません。むしろ、湿った石けんカスの中では細菌が繁殖します。石けんで洗わなくても真水でしっかり洗うことで、皮膚表面の菌を除くことが可能です。

さらに、石けんを使う使わないに関わらず、膣内までは洗浄できないので、コンドームを使用したセックスにこしたことはありません。

 

「この記事について」
特定の治療方法や医学的な考え方・評価をすすめるものではありません。
あくまでも病気に関する理解や知識を深めるための参考材料としてご利用ください。