あのチャーリー・シーンはどちらの病状?いまさら聞けないHIVとAIDSの違い

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気がついたときにはもう遅い、HIVからAIDSへの恐怖

セックスした相手は5000人。5000回ではありません。5000人です。しかも当の本人はHIV感染者。お騒がせセレブ、破天荒、希代の問題児、悪評ばかり目立つハリウッドスターのチャーリー・シーンは、2015年11月にアメリカのテレビ番組NBCのインタビューでHIVに感染していることを公表し、さらに世界を騒がせましたね。インタビューの中で彼は、HIVと診断されたのは4年前で、感染源は不明としています。

このニュースに多くの女性が衝撃を受け、5000人の女性に恐怖を与えたことは言うまでもありません。チャーリー・シーンは以前、男性誌で5000人の女性と関係を持ったことを語っています。単純に計算して、毎日違う女性とのセックスを13年以上続けたことになります。

HIVに感染していることが分かってから、性的関係にある女性にはHIVのことを告白しているとインタビューで語っていますが、問題はそれ以前の性生活です。一体、5000人の女性のうち、HIVに感染した女性は何人でしょうか?

HIVとAIDS、今さら聞けない2つの違い

HIVとAIDS(エイズ)は混同されがちですが、実は感染の段階を表しています。HIVとは「human immunodeficiency virus」の略で、ヒト免疫不全ウイルスです。このウイルスに感染すると2~3週間後に発熱や咽頭痛、筋肉痛などインフルエンザに似た症状が出ますが、中には全く症状の無い人もいます。さらに恐ろしいのが、初期症状は数日から10週間程度で治まってしまうことです。

そしてHIVは第二段階へ突入します。ウイルスは6~8カ月経過すると一定のレベルまで減少し、数年~10年間は症状が出ない無症候期になります。感染後に治療を行わないとHIVが進行し、第三段階のAIDS発症となります。AIDSとは後天性免疫不全のことで、健常者であれば感染しないような弱いウイルスや細菌などの病原体でも重篤な病気に発展するのです。

生か死か?初期の治療がカギとなるHIV

かつてHIVと言えば海外で感染し、日本国内での感染はほとんどありませんでした。けれど1992年以降は国内での感染が主流になっています。国立感染症研究所の報告によると、2014年の時点で国内感染がHIV感染者全体の87%で、そのうち日本国籍は91%に及んでいます。さらに2014年のHIV感染者の約30%は、AIDSが発症したことでHIV感染していたことが判明しています。つまり自分自身がHIVに感染していることに10人に3人は気が付かず、AIDSの段階まで進行しているのです。

HIVの薬は劇的に改良され、服薬すればAIDS発症の可能性はほとんど無くなっています。初期の段階で適切な治療を行うことは、自分自身の命を守り感染の拡大を防ぐことになるのです。
ところで、チャーリー・シーンと同じハリウッドスターのベニチオ・デル・トロが映画宣伝で来日した時、熱狂的な日本の女性ファンから腕を噛まれる事件がありました。食べちゃいたいほど好きなのかもしれませんが、ウイルスの危険もお忘れなく!

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【参照サイト】CNN(HIV告白のチャーリー・シーン、脅され12億円支払いも)国立感染症研究所(HIV/AIDS 2014年)国立感染症研究所(AIDS(後天性免疫不全症候群)とは)熊本大学(更に強力なAIDS治療薬の研究・開発へ向けて)

「この記事について」
特定の治療方法や医学的な考え方・評価をすすめるものではありません。
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