パートナーがパイプカット…妊娠の心配なくなったからコンドーム使わなくていいよね?

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パイプカットって何?

パイプカットって、聞いたことはあるけど実際何なの?と思っている方は多いかと思います。男性が避妊を目的として行うパイプカット。しかも避妊率はほぼ100。これは、精子を運ぶ管を切断し、精液から精子を排除することで避妊を可能にするものです。ナカで射精しても、精液には精子がないので、卵子が受精することがありません。もう子どもを作りたくないけれどセックスは楽しみたい、という男性が受けている手術です。

痛そう!と思ってしまいますが、実は結構簡単な手術なんですよ。局部麻酔でできてしまいますし、入院の必要もありません。手術そのものも、たった30分しかかからないんです。精子をつくる精巣がある陰のうに小さな穴をあけ、精子が通る精管をカットして両端をふさぐだけ。そんなことして、普通にセックスができるの?と疑問に思われるかもしれませんが、勃起も射精も以前と同じようにちゃんとできるから大丈夫です。

 施術したらもう避妊具なんて必要ない?

 避妊率100%なら、コンドームなんて必要ないじゃん! 避妊目的でコンドームを使用するなら確かにその通りですよね。だけど、コンドームの利点は避妊だけではありません。そう、性感染症予防。いくらパイプカットをして、ナカで射精しても妊娠させることがないからといって、性感染症にかからないとは限りません。

性感染症は、粘液と粘液がこすりあわされることによって感染します。パイプカットをしても精液は出るのですから、性病には注意が必要なんです。もし、その男性が過去のパートナーとのセックスで性病に感染していたら、あなたにもうつされてしまう可能性があります。とくに、パイプカットしているから大丈夫と、これまでコンドームを使ってこなかった彼の場合、性病に感染している可能性があります。

性感染症の検査も受けておきましょう

 それじゃあ私も罹ってるかもしれないの? とアセる前に、まずは2人で検査を受けましょう。性感染症は自覚症状のないことも多い病気です。けれども、放っておくと将来不妊症になる危険があります。また、HIVなどは潜伏期間があるので、二重三重に危険なのです。安心のためにも、検査は受けておきましょう。

HIVの検査は、無料で受けられる施設が全国にあります。性感染症の検査は産婦人科のほか、泌尿器科、皮膚科などで検査できます。また、保健所で無料で受けることもできますよ。人に知られたくない! 時間がない! という人は、検査キットもあるので便利。病院と同じ内容の検査が受けられます。

 

 「この記事について」
特定の治療方法や医学的な考え方・評価をすすめるものではありません。
あくまでも病気に関する理解や知識を深めるための参考材料としてご利用ください。