性病リスクはホントにセックスの回数に比例するのか?

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厚生労働省発表の年代別のクラミジア感染状況では…

性感染症とセックス回数の関係性を考えるうえで、性交渉を本業としている風俗嬢の感染データを用いたいところですが、風俗嬢だけに限定した性病感染データというのは現在ありません。そこで、業界を問わず全女性を対象とした性感染症データのひとつをご紹介します。最もポピュラーな性病と言われている「クラミジア」。厚生労働省が発表している平成24年度の年代別の感染状況は以下となります。

※調査女性総数24530人

0~4歳 3人

5~9歳 0人

10~14歳 43人

15~19歳 2789人

20~24歳 6234人

25~29歳 5271人

35~39歳 2741人

40~44歳 1645人

45~49歳 935人

50~54歳 547人

55~59歳 258人

60歳~ 248人

(出典:厚生労働省 「クラミジア感染分布平成24年度」)

このデータを見ると、15~39歳までの年齢層に感染者が突出していることが分かります。そしてこの15~39歳という年代はセックスが最も頻繁におこなわれる年代となります。この事から性感染症のリスクはセックスの回数、頻度に少なからず影響すると言えそうです。

 セックス回数と比例しないデータも…それは

ただ、上記クラミジア感染数とは逆に、セックス回数が比例しないとうデータもあります。性感染症で最も恐ろしく厄介な病気であるHIV。このHIV感染者は、先進国の中では日本が唯一増加傾向にあります(2012年度の新規HIV感染者が1,002人=エイズ予防財団調べ)。

対して、日本人の平均セックス回数というのは、世界の先進国と比べると少ないです。世界の年間平均セックス回数は約100回なのに対して、日本人の年間セックス回数は約45回程度です。平均回数は世界と比べると少なく、衛生環境も整っている日本がHIV感染者は増えている、このデータを見ると、単にセックス回数だけが性感染症リスクに影響しているとは考えにくくなります。

 原因は回数よりセックスの意識?

HIV感染者が増えていることを考えると、性感染症リスクはセックスの回数だけではなく、セックスの意識に原因があると考えられます。日本人のセックス文化は、ひと昔前よりもラフになってきている風潮があり、不特定多数と避妊具を付けずにラフにセックスをする傾向が強くなってきています。

特に、避妊具に対する意識はアメリカやヨーロッパの諸外国と比べても低いようです。避妊具は妊娠を予防するだけでなく、性病も予防する効果もあるため、避妊具を使わないセックスが性病蔓延に拍車をかけていると考えられます。つまり、単にセックスをした回数ではなく、避妊具を使わないセックス回数が性病感染リスクに大きく関わってくると言えそうです。

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「この記事について」
特定の治療方法や医学的な考え方・評価をすすめるものではありません。
あくまでも病気に関する理解や知識を深めるための参考材料としてご利用ください。