いま女性に梅毒患者が急増中!正しい予防法とは

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女性感染者の7割以上が15~35

 梅毒に感染する人が急増しているというデータが発表されました。特に女性は、2015年では前年の2倍に増えたのだそう。国立感染症研究所(感染研)のデータによると、日本の感染者は1948年には22万人近かったのが、治療薬の開発などで激減。90年代以降は1000人を下回り、ほぼ横ばいが続いていたのが、2010年から増加傾向になり、15年には2600人を超えました。感染者の中でも女性の増加が目立っていて、7割以上が15~35歳なんだとか。

なぜ今、梅毒が増えているのでしょうか。

梅毒予防にはコンドームを

梅毒は、主に性行為で感染します。コンドームを着けずに性行為した場合は1/3の確率で感染するのだそう。今、梅毒感染が広がっているのは、コンドームを着けないセックスをする人が増えているからかもしれません。よく知らない相手、知っていても本人が感染を知らない場合もあります。妊娠のリスクだけではなく、梅毒予防のためにも、必ずコンドームを使うようにしましょう!

ただし、性器や口腔内の粘膜からも感染するため、オーラルセックスや、極端な例ではキスだけでも感染の危険が! 性行為にはそんなリスクがあることをきちんと知り、パートナーを見極める目を養うことが大切なんですね。

妊娠時の梅毒感染は赤ちゃんに悪影響も

 梅毒の初期の症状は性器や唇のただれ、さらに進行すると全身に赤い発疹、重症化すると麻痺がおこることも。女性で注意しなければならないのは、妊娠時期の感染です。もし妊娠中に梅毒にかかると、胎盤を通して胎児に感染して、赤ちゃんが先天性の梅毒になる可能性もあるんです!

先天性の梅毒の赤ちゃんは、神経障害や肝臓の病気を持っていることが多く、その治療は難しいのだそう。母子ともに感染しないためにも、さらに感染を広げないためにも予防すること。そしておかしいなと感じたら早めに検査をして治療をすることが大切です。

「この記事について」
特定の治療方法や医学的な考え方・評価をすすめるものではありません。
あくまでも病気に関する理解や知識を深めるための参考材料としてご利用ください。