まだ先のことなの!?最近よく耳にする「妊活」ってなに?

schwangere Frau mit Hand auf dem Bauch - soft

30代の女性を中心として、よく耳にするようになった「妊活」。この言葉が一般化したきっかけと言えば、森三中の大島さんが「妊活」のために休業をしたあたりから。少し前にも、マキシマムザホルモンのメンバーであるナヲさんが妊活のために、バンドを休止するのが発表されました。

まだまだ20代には先の事のように思ってしまう「妊活」とはいったい、どういうものなのでしょうか?かつて歌手の倖田來未さんが「羊水が腐る」発言をして、活動休止に追い込まれた騒動がありました。しかし、彼女の言葉は思慮が足りなかったですが、医学的には健康的なカップルが1年間避妊せずに性交渉を行った場合の妊娠率は、年齢別に見ると20代で約80%、30代前半で約60%とどんどん下がっていく傾向にあるのです。

「妊活」のスタートはいつ?

実は「妊活」を始めるのには、早くても問題がありません。むしろ、結婚をしていたり子供が欲しいと望んだ時から始めると、年齢によっては遅すぎる場合もあります。

「妊活」は不妊治療ではなく、自分が妊娠できる身体でいられるように準備すること。まずは、基礎体温から始めることが重要です。20代のうちは、生理不順だったり、コンドームを使わない避妊法で不安になったりしてしまう女性も多いのでは。

基礎体温を測ることで、実際に自分が排卵(子供が欲しい場合に重要な条件)が起きているのか、規則正しく生理がきているのかなど、管理することができます。基礎体温とは、寝起きの状態で体を動かさず寝たままの状態で測る必要があります。ベッドの中でスマホを見る習慣がある人は、そのタイミングで測るようにすれば忘れません。

婦人科の病気にも気を付けて

規則正しい生理周期を身につけるには、子宮などの病気がないのかも重要になってきます。20代になって一度も婦人科にかかったことがない人は、セルフチェックのために婦人科検診を受診してみるのも良いかもしれません。いきなり婦人科に行くのがハードルが高い場合には、自宅で検査ができるキットを試してみるのも便利です。

意識的に自分の体調管理に気を付けることが「妊活」と言えます。今すぐに子供が欲しいという人はまだ20代では少ないかもしれませんが、将来のために準備をしておくのは早すぎると言う事はありません。あなたにもし今、特定のパートナーがいる場合は、「妊活」について一緒に話し合ってみるのも二人の絆を確かめる良いきっかけになるかもしれません。

 始めてみよう、「妊活!」

どうでしたか?「妊活」のイメージが変わりましたか?

「妊活」=妊娠と思いがちですが、実は女性特有の体の症状を自己管理するところから「妊活」が始まります。もし、今あなたが喫煙者だったら、将来のためにタバコの量を減らす。婦人科検診を受ける。基礎体温を測る。これらすべてがみんな「妊活」ともいえます。

まだ若いからと言って、避妊せずに複数のパートナーと関係を持ってしまったり、不正出血などを放置していると、知らぬ間に病気が進行してしまうケースもあります。まずは自分自身の体は自分で管理できるようになるのが、大人の女性に必要なマナーと言えます。

文:如月小百合

 

「この記事について」
特定の治療方法や医学的な考え方・評価をすすめるものではありません。
あくまでも病気に関する理解や知識を深めるための参考材料としてご利用ください。