結婚してから気づく不妊症__原因は独身時代の性病だった

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知っておこう!性病と不妊症の関係

「不妊症」という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。独身の女性にとっては、あまり縁のないことだと見過ごす人も多いでしょう。しかしそうではありません。実は不妊症の原因は、独人時代のライフスタイルで決まることもあります。

不妊症の原因と言われているのが、冷え性と性病です。冷え性に関しては、洋服や食べ物などに注意することで改善することは可能ですが、性病が原因の場合簡単に改善できません。

その性病として、クラミジアや淋病がよく挙げられます。これらの病気がなぜ不妊症の原因につながるのかというと、病気に感染した際、早めに治療し病気を改善できれば良いのですが、放置していた場合、病原菌が膣内から子宮頸部、子宮内膜からさらに卵管へ進行します。そして卵管内で病原菌が炎症を起こし、その炎症が原因で卵管が癒着や狭窄(きょうさく)、閉塞を起こしてしまうのです。

これらの病気がなぜ不妊になるのかというと、卵管が詰まると女性側の卵子と男性側の精子は出会えなくなります。こうなると、子供のもととなる受精卵は作られません。よって不妊症となってしまうのです。

どんな不妊治療を行うのか

クラミジアや淋病が原因で性病になると、卵管が詰まると先に述べました。では具体的に卵管の詰まり卵管閉塞が原因の不妊症の場合、どんな不妊治療を行うのか説明しましょう。

不妊症の原因を探すための検査のひとつ、子宮卵管造影という検査をします。この検査は、子宮から卵管内に造影剤を通して、レントゲンを撮影します。もしクラミジアや淋病に感染し、卵管閉塞になっていた場合、この検査はかなりの激痛です。卵管閉塞の人ならほぼこの検査で卵管が詰まっているかどうか判断ができます。そして簡単な癒着や狭窄程度なら、この検査により卵管の開通が期待できます。

しかし子宮卵管造影で卵管閉塞だと診断されたら、体外受精しか不妊治療の方法はありません。なぜなら、卵管が詰まっていることにより卵子と精子は絶対出会えません。よって体の外に卵子と精子を取り出し、人工的に精子と卵子を出会わせて受精卵を作る必要があります。このように、卵管が詰まることが原因の不妊症はリスクが高い不妊治療になるのです。

ならないための性病予防

このように、性病によって将来不妊症とわかったら、赤ちゃんを授かるためにとても大変な不妊治療を受けなければなりません。

ではそんなことにならないためには、どうしたら良いか?ということですが、まず一番は複数の人とコンドームなしのセックスはしないということです。複数の人とセックスをするのは性病に感染するリスクが高くなってしまいます。

次に、性病に感染したと思ったらすぐ病院を受診してしっかり治療を行うことです。先にも説明したように、治療しないでいると病原菌が卵管まで達し、卵管炎を起こし不妊症の原因となります。そうならないためにも感染したと思った時は、しっかり治療しましょう。

そして最後は、感染した場合はパートナーも一緒に治療をするということです。あなたが性病に感染しているとわかった場合、パートナーも感染している可能性は高いでしょう。よって治療は2人一緒に行わないと、ピンポン感染といってお互い病気を移し合う結果になります。

このように、不妊症を防ぐために大切なのは、とても基本的なことです。ぜひ将来不妊症にならないためにも、性病に感染しないような生活を送りましょう。

「この記事について」
特定の治療方法や医学的な考え方・評価をすすめるものではありません。
あくまでも病気に関する理解や知識を深めるための参考材料としてご利用ください。