“おりもの”が一番増えるのはいつ? 洗い過ぎは良くないって聞くけど…

おりものの役割は、膣から細菌が入ってくるのを防いだり、妊娠を助けること。女性のカラダに欠かせない、とても大切なものなのです。

しかし下着が汚れたり、ムレが気になったり……と、私たちを悩ませるものでもあります。そんな中で「おりもの量が多い時期はいつ?」など正しい知識を持っておけば、上手な対策が取れるのではないでしょうか?

28日周期でおりものはどう変化する?

<生理中のおりもの>

女 性のカラダは常に妊娠のための準備をしていますが、妊娠しなかったとき体内の不要なものは排出されるようになっています。いらなくなった子宮内膜がはがれ落ち、血液と一緒にカラダの外へ排出されたものが経血。次の妊娠準備のために、カラダをいったんリセットする……というイメージでしょうか。

生理中のおりものは量が少なく、また粘り気も弱くなることが特徴です。

<卵胞期のおりもの>

増殖期とも呼ばれる卵胞期は、生理のあとに新しい子宮内膜がつくられる時期。おりものの量は、排卵期に向けてすこしずつ増えはじめます。ニオイはさほど強くありません。

<排卵期のおりもの>

妊娠には欠かせない排卵が起こる時期。排卵によってさまざまな体調の変化を感じることもあり、自己管理には特に気をつけたい期間でもあります。

この排卵期は28日周期の中でも、特におりものが増える時期。しかしニオイは変わらず弱いままなので、あまり気に病みすぎないでおきましょう。

<黄体期のおりもの>

28日周期のうち、プロゲステロン(黄体ホルモン・女性ホルモンのひとつ)の分泌がもっとも増える時期。このプロゲステロンは、妊娠を助けるという役割を持つホルモンです。

黄体期に入ると、おりもの量はだんだんと減っていきます。しかし白っぽく粘り気があるおりものに変化し、ニオイも強くなりやすい時期。

<生理前のおりもの>

体調やメンタルバランスが崩れやすくなるという“PMS症状が出やすくなる生理前。多くの女性にとってはツラい時期でもありますよね。

さて生理前のおりものですが、この時期はさらにニオイが強くなりやすいもの。白っぽいおりものが出ることもあります。

だけど気になるおりもの“…どう付き合えばいいの?

デリケートゾーンを清潔に保つことはもちろん大切ですが、だからといって神経質になりすぎるのは考えもの。カラダを守ってくれるはずのおりものを洗い流してしまうことで自浄作用が弱まり、ニオイや性病の原因になることも。

おりものを洗い流してしまわないように気をつけたいのは、まず膣内にはボディソープを使わないこと。より清潔になれるかと思いきや、かえってニオイを強めてしまうこともあります。

もうひとつは使い切りビデを使いすぎないこと。使い切りビデの使い方ですが、生理の終わりかけで体内に残っている経血を洗い流すのに良いとされています。

さて今回の記事では、28日周期でのおりものの変化をご紹介しました。このようなカラダの仕組みを知っておくことで、間違いのない”おりもの対策”を取ることができそうですね。

文:カサイユウ

「この記事について」
特定の治療方法や医学的な考え方・評価をすすめるものではありません。
あくまでも病気に関する理解や知識を深めるための参考材料としてご利用ください。