性病になっちゃった…! さらなる泥沼”ピンポン感染”を防ぐには?

思いがけず性病にかかってしまったら、まず困るのはパートナーへのカミングアウト。場合によっては浮気問題にまで発展し、思うように話し合いができなくなってしまうかもしれません。スムーズにカミングアウトを済ませて、ふたり一緒に検査・治療へと踏み出すには、どうすれば良いのでしょうか?

彼へのカミングアウトの際には、ただ淡々と事実を伝えるよりも、あらゆる可能性を踏まえながら話を進められると良いのではないでしょうか。今回は「まったく身に覚えがない!」「実は浮気しちゃった……」という2パターンから、上手な性病カミングアウト方法を考えてみましょう。

彼への性病カミングアウト パターン①「まったく身に覚えがない!」

あなたの身に覚えがないなら、まず言い訳をする必要はありませんよね。あなたの状態を伝えて、彼にも検査を受けてもらいましょう。

感染源として考えられるのは、まずカンジダ症などの自己感染。カンジダ菌はもともと、健康なカラダにも息をひそめていることがある常在菌。カラダの抵抗力が弱まったタイミングで性器に感染すると、膣カンジダ症を発症することがあります。

もうひとつ可能性としてピックアップできるのは、彼からの感染。あまり考えたくないことではありますが、彼がよそからもらってきた性病であることも考えられます。

いま大切なのは感染源をはっきりさせることより、ふたり揃って検査・治療に向かうこと。まずは彼に「カラダがおかしいんだけど、あなたは大丈夫?」「検査に行ったら性病だったんだけど、あなたは検査に行った?」と伝えることから始めてはいかがでしょうか。

彼への性病カミングアウト パターン②「実は浮気しちゃった……」

次に考えたいのは、あなたの浮気によって性病にかかってしまったパターンです。彼にカミングアウトしにくい気持ちは痛いほど分かりますが、彼にもうつしてしまった可能性があるのなら、ふたりの関係性が壊れるのは時間の問題かもしれません。

それでも後になって性病が発覚するより、あなたの口から正直にカミングアウトするほうが、話をこじらせずに済むと思いませんか? 自業自得だと覚悟を決めたうえで、彼にも検査・治療に踏み出してもらうのが、最善と言えそうです。

カミングアウトで”ピンポン感染”を防ごう

どちらのパターンにしても「私は悪くない! だから彼にカミングアウトしなくていいよね?」という考え方は、あまり賛同できるものではありません。なぜ、ふたりで一緒に治療にあたることが大切なのでしょうか? それは”ピンポン感染を防ぐため”というのが大きな理由です。

パートナーのどちらかが完治しても、もう一方が性病にかかっている状態ならば、パートナー間でのうつし合いは終わることがありません。これをピンポン感染と呼びます。

性病が発覚したらまずパートナー間でその事実を共有し、前向きに治療を始めましょう。とはいえ自分の身に覚えがあるとすれば、彼に言い出しにくいことは確かですけどね……。

文:カサイユウ

「この記事について」
特定の治療方法や医学的な考え方・評価をすすめるものではありません。
あくまでも病気に関する理解や知識を深めるための参考材料としてご利用ください。