タンポンで「処女膜が破れる」という噂はホント?

やぶける

まずはタンポンの正しい知識を

タンポンと聞くと「処女膜が破れる」「痛そう」「怖い」と悪いイメージが多いようです。

違います。正しい知識を持って使えば怖がる必要はありません。せっかくのお出かけなのに生理!? そんな日でもモレを心配せずに過ごせます。

まず、タンポンの種類は「アプリケータータイプ」「フィンガータイプ」「スティックタイプ」の3つ。主流は「アプリケータータイプ」で清潔かつ使いやすいです。

では、アプリケータータイプの構造について。経血を吸収する「吸収体」と吸収体を正しい位置に導く「アプリケーター」からなります。「アプリケーター」は吸収体が入っている“挿入用の筒”と体内に導入するための“押し出し用の筒”があり、「吸収体」には取り出し用のコード(ヒモ)がついています。

多く聞かれる「処女膜が破れる」という噂はウソ。処女膜とは膣口のすぐ内側にある粘膜のヒダのことで、その中央には小指1本分程度の穴が開いており、経血や膣分泌液などが排出されます。直径1cm程度のタンポンを入れても処女膜を傷つけることは決してありません。また、子宮の入口は直径2~3mm。奥まで入りすぎることもないですよ。

初めての人も!いつも使っている人も!使い方をおさらい

1.使う前のチェック
・まず手指を清潔に
・タンポンに異常はないか確認(ヒモの抜けや切れ・アプリケーターの先端)
※持ち運びに便利なコンパクトタンポンの場合、短い筒を引っ張り、アプリケーターをセット

2.タンポンの挿入法
・力まずにリラックスする
・持ち手部分(挿入用と押し出し用の間)を親指と中指で持ち、膣の中に挿入用の筒をゆっくり挿入する
・人差し指の腹で押し出し用の筒を押し切る(吸収体が正しい位置に入る)
ヒモを引っ張らないように、挿入用の筒を抜く
※挿入後に違和感があるときは吸収体の位置が浅いので、もう一度やり直すこと。

初めて使う人も数回練習すればうまく挿入できるはず。特に経血の多い2日目は滑りがよく挿入・取り出しがスムーズにできるのでおすすめです。

経血の吸収量でライト(量が少なめ)・レギュラー(普通)・スーパー(多め)・スーパープラス(かなり多め)と分類があるので、経血量に合ったタンポンを選んで使ってくださいね。

忘れていけないのは、タンポンの交換目安は4~8時間以内ということです。

これだけは忘れないで!タンポン使用時の注意点

いちばんの注意点は「8時間以上使わない」。その原因として「トキシックショック症候群(TSS)」という病気に罹るリスクを低くするためです。

では、TSSとはどのような病気でしょうか。

タンポンを8時間以上使用し続けると、普段は悪さをしない黄色ブドウ球菌が異常繁殖をしながら毒素を出し、その細菌が血液に入り更に増殖し他の臓器に影響を及ぼす「敗血症」になると、早く適切な処置が行われない場合、命を落とす危険性もあります。

TSSの症状を挙げると、重症のインフルエンザに似ています。

突然39℃以上の高熱、低血圧、嘔吐・吐気や下痢、日焼けのような発疹、筋肉痛、めまいなど

症状がなくてもタンポンを取り忘れてしまった可能性があるときは、焦らずに婦人科に受診しましょう。清潔がいちばんの予防なので、挿入時に手指を清潔にすることも重要です。

また、産後8週間まで出産後初めての生理のときは、膣内の免疫機能低下のためタンポンの使用は禁止です。

TSSはごく稀な病気であり、もし万が一罹ったとしても早い治療をすれば回復も早いです。正しい使用法を忘れずに必要に応じてタンポンとナプキンと使い分け、Blue dayを乗り切りましょう。

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【 参照サイト 】一般社団法人 日本衛生材料工業連合会/生理用タンポン・自主基準  /TSSについて unicharm/タンポンNavi

「この記事について」
特定の治療方法や医学的な考え方・評価をすすめるものではありません。
あくまでも病気に関する理解や知識を深めるための参考材料としてご利用ください。