こんなにあるの!? 軽いキス・ディープキスでうつる性病とは

性病といえば「性器に異変が出る」というイメージが強いもの。しかし性病とは、性器だけに感染するとも限りません。中には唇や口の中、そしてのどに症状が出るものもあるのです。

性病が口やのどに感染すると、軽いキスやディープキス、オーラルセックスでパートナーにうつしてしまうことがあります。性病には自覚症状が出ないものも多く、知らないうちにパートナーに感染させてしまう……というケースも十分に考えられるのです。

今回の記事では「キスで感染することがある性病」をピックアップ。そして感染を防ぐための予防法や、かかってしまったときの対処法をご紹介していきます。

キスでうつる性病って? ①口唇ヘルペス

口唇ヘルペスは皮膚接触から感染する性病です。相手が口唇ヘルペスにかかっている場合、触れる程度のキスでも感染することがあります。また食器などの共用でうつってしまうケースも。症状としては感染箇所に水ぶくれができたり、腫れが起きるなどがあげられます。

性器ヘルペスとともに、再発しやすい性病としても知られる口唇ヘルペス。特に疲れているときや生理中、妊娠中に症状が現れやすいと言われています。

検査方法は血液検査や、水ぶくれの内容液を使って行われます。

キスでうつる性病って? ②梅毒

この数年で感染者数が増えていると言われる梅毒。相手の唇に感染している場合には、キスでうつる可能性があります。また相手の性器に感染している場合にも、オーラルセックスでうつることがあります。

梅毒は皮膚や粘膜の接触から感染し、感染箇所にできものや潰瘍が現れます。しかし感染初期のこの症状は、およそ1ヶ月程度で消えてしまうのです。これは治ったわけではなく症状が消えているだけで、病気そのものは目に見えないまま進行しています。

検査方法は血液検査。HIV検査と梅毒検査を同時実施している保健所もあり、比較的検査を受けやすい性病でもあります。

キスでうつる性病って? ③咽頭クラミジア

粘膜の接触によってうつる性病です。唇が触れ合うような軽いキスなら、感染する可能性は低いと言われています。しかし舌を絡め合うようなディープキスは危険。唾液の行き来や粘膜の接触があるため、感染する可能性はぐっと高くなります。

咽頭クラミジアは1~3週間ほどの潜伏期間を経て発症しますが、まったく症状が出ないことも少なくはないのだとか。症状が出る場合には、のどに腫れや痛みなどの違和感が現れます。風邪と勘違いしてしまうことも多く、まず感染に気づくことさえ難しいものなのです。

また性器とのど、同時に感染することも少なくはありません。クラミジア検査を受けるときには、性器とのど、ともに検査を受けることをおすすめします。

キスとディープキス、感染力の違いはあるの?

軽く触れるキスと、舌を絡め合うディープキス。このふたつの違いは「皮膚の接触のみ」か、それとも「粘膜の接触や唾液の行き来があるか」というところ。

厚生労働省の電話相談窓口に問い合わせたところ「唇同士が軽く触れるキスなら、感染力は低め。ただ感染する可能性はゼロではありません。ディープキスはお互いの唾液が行き来するので、性病の種類によって感染力が高まることもある」との回答がありました。

軽いキスとディープキスで感染力の違いは考えられるものの、どちらにしろ油断は禁物。あなたやパートナーが性病にかかっているなら、完治するまでキスは控えたほうが良さそうですね。

キスでうつる性病、感染を防ぐには?

唇や口の中、のど性病にかかる原因としてもっとも多いのは、やはりオーラルセックス。

相手の性病が完治するまではオーラルセックスを控えることが望ましいですが、オーラルセックスのときにコンドームを使うことで、感染する可能性を低めることができるのだそう。性病にかかるのを防ぐには「相手が完治するまでは性行為(オーラルセックス含む)をしない」「不特定の相手との、不安が残るような性行為はしない」このふたつが原則。それでも防ぎ切れなかったときや、体に異変が出てしまったときには、迷わず病院で検査を受けましょう。

キスで性病になっちゃったかも…! 病院はどの科へ行けばいい?

性病にかかってしまったときや、体に異変を感じたときには、まず病院へ行き早めの対処をすることが大切。ひとくちに病院と言っても、何科にかかれば良いのでしょうか?

女性の性病なら、産婦人科や婦人科がメジャーですよね。さらに唇や口の中、のどへの感染があるときには、耳鼻咽喉科や口腔外科などで診察を受け付けていることがあります。行くべき科は症状により変わることがあるため、事前に病院へ電話相談をしておくとスムーズですね。

また性病に関する相談を受け付けてもらえる、厚生労働省による電話相談窓口があります。「性病かもしれないけど、どうすればいいの?」「こんな症状が出たけど、何科に行けばいい?」などの相談に答えてもらえるのは、とても頼もしいですね。

文:カサイユウ

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【参照サイト】オーラルセックス(口腔性交)による性感染症に関するQ&A|厚生労働省:

「この記事について」
特定の治療方法や医学的な考え方・評価をすすめるものではありません。
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