子宮頸がん検診ってどんなもの?

doctor holds a disposable speculum in his hand.

子宮の入り口にできる子宮頸がんは、HPV(ヒトパピローマウイルス)による性感染症のひとつです。性交渉の低年齢化から発症年齢も低下し、20〜30代に多くなっています。若者に発症するため、時に致命的であり、妊娠・出産にも影響することから、早期発見が望まれます。そこで、今回は子宮頸がんの検診についてお伝えします。

子宮頸がんの検査方法は?

子宮頸がんの検査は、問診、視診、細胞診のセットが産婦人科で行われます。子宮頸がんは無症状のことが多いのですが、ときに不正性器出血を認めることがあります。

視診、細胞診のために、子宮の入り口まで器具を入れて膣を広げる操作が必要となります。そして、子宮の入り口の形態を確認するとともに、細胞診で子宮の入り口の細胞を綿棒でこすり取り、がん細胞の有無をチェックします。

器具を挿入する際には、タオルや布で下半身はかくれますし、カーテンで仕切られた部屋で行われるので、「検査を受けるのが恥ずかしい」と思った方も安心してください。検査は5分程度で終わります。

子宮頸がん検査は痛くない?

性行為未経験では、膣が狭く、器具を挿入した際に違和感があるかもしれません。ほとんどの場合、器具が挿入しやすいように医療用のゼリーをつけて挿入するので、スムーズに入ります。もし、違和感や痛みがあったら、我慢せずに医師に伝えることも大切です。

子宮の入り口を綿棒でこする際も、触られている感触がなんとなくあるくらいで、ほとんど痛みはありません。粘膜から少し出血することがあり、検査後、おりものに少量の血が混じることがあります。

検査で要精密検査と言われたら?

子宮頸がんの検診結果が「要精密検査」といわれた場合でも、この段階ではまだ「がん」が確定したわけではありません。要精密検査では、子宮頸部をコルポスコープという顕微鏡で観察し、最も怪しい部分から組織を採取するので、より精度があがります。

20〜30代では乳がんよりも高い罹患率である子宮頸がん。毎年約2500人が子宮頸がんで命を落としています。検診で早めに発見できれば、助かる可能性が非常に高いため、積極的に検診を受けましょう!

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