女性も発症する水虫の兄弟「インキンタムシ」とは?

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水虫の原因菌である「皮膚糸状菌」は白癬(はくせん)菌とも呼ばれる真菌(カビ)の一種です。日本人に非常に多い病気なので、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
しかし、この白癬菌は女性の陰部にも感染することがあり、「陰部白癬」俗に「インキンタムシ」と呼ばれています。
今回はこの「インキンタムシ」と、同じくカビにより起こる「カンジダ」についてお伝えします。

男性だけではない陰部の白癬

男性は体の構造上、陰部が蒸れやすく、高温多湿が大好きな白癬菌が陰部に感染しやすいものの、男女問はずどちらにも感染する病気です。

白癬菌という真菌(カビ)が皮膚に感染することによって起こります。「足水虫」が広く知られており、患者数もダントツですが、体全体が皮膚に覆われているので、基本的に体のどの部位にも白癬菌は感染できます。

洋服になってから「インキンタムシ」も増加中!?

陰部に感染する「インキンタムシ」は、寝たきりの高齢者やおしめをしている赤ちゃんにもみられますが、実は、若者にも起こります。

昔は着物を着ていたため、股の通気性が良かったのですが、現在は洋服が主流です。男性はズボン、女性はパンストで股が常に圧迫されて、通気性が悪い状態です。そのため、白癬菌が住み着く格好の環境となっているのです。

「カンジダ」vs「インキンタムシ」

性器に感染を起こす「カンジダ」と、「インキンタムシ」との違いは知っていますか?

「性器カンジダ」は「カンジダ」、「インキンタムシ」は「白癬菌」が原因で、どちらも真菌(カビ)の一種です。両者とも人の体に常在しますが、ストレスや体調不良などで免疫が低下すると増殖することがあります。

いずれも、強いかゆみがあります。カンジダは膣に感染するため白いチーズのようなおりものが出ることがあり、インキンタムシの場合は、陰部の皮膚が赤くなり湿疹がでます。また、どちらも接触で感染するため、医療機関を早めに受診し早期に治療を開始すること、症状が出現しているときは性行為を控える、陰部を清潔に保つことが重要です。

白癬菌の治療とは

白癬菌は性感染症に多いカンジダと同じくカビの一種なので、カンジダの薬も効果があります。水虫もカンジダの薬も市販薬があります。

しかし、性感染症は他にも原因となる細菌やウイルスもあるので、一度皮膚科で診断を受けましょう。「インキンタムシ」がある場合「足水虫」を合併しているケースが多く、家族やパートナーが同様に感染している可能性が非常に高いので、一緒に治療をすることが重要です。

また、体から剥がれ落ちた白癬菌は家中にばらまかれているので、再発が多いのも特徴です。掃除をこまめに行い、寝具や衣服もしっかり洗いましょう。

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【参照サイト】
日本皮膚科学会(足白癬で死亡することはありますか?)

「この記事について」
特定の治療方法や医学的な考え方・評価をすすめるものではありません。
あくまでも病気に関する理解や知識を深めるための参考材料としてご利用ください。